★健康食レストラン ○期間: 2008年11月1日(土)〜2008年11月2日(日) ○場所: 看護学部棟 食堂 ○時間: 2日11:00〜15:30 3日11:00〜14:00 ○料金: お弁当450円 デザート50円 |
「どうして健康食の企画責任者になったのですか?」
「去年もやって、健康食という企画自体はおもしろいものであり、企画のコンセプトもすごくいいものだったので、また今年もやろうと思ったときに、責任者は大変だろうなという気持ちもありましたが、頑張って他の企画員や来てくださったお客さんにとっても楽しめるような企画になればいいなと思い、責任者になりました。」
「それではその企画のコンセプトはなんですか?」
「食事は絶対にしなければならないものであり、食生活というものが健康や将来に与える影響が大きいと思います。その食生活を、この企画を通して見つめなおしてもらおうというのがこの企画のコンセプトです。」
「最近の食生活についてどう思いますか?」
「偏りがあると思います。特に一人暮らしをしている人は外で食べる機会が多いと思うのですが、一緒に食べるメンバーが決まっていると、ほぼ食べるお店もきまってきてしまう。さらに自分で食べるものを選ぶので、好きなものばかり食べてしまう。そこらへんで偏りが生じていると思いますね。」
「そうですね。一人暮らしをしていると、やっぱお母さんってすごいと思いますもんね。肉と魚の出し方のバランスが最高にいいんですよね。(笑)ちなみにこの企画を通して食生活は変わりましたか?」
「この企画をやっている以上やっぱり毎食、外で済まそうっていうのはさすがにまずいと思っていますね。(笑)だから最近は家で食事をとることが増えました。」
「それは食生活にいい影響を与えていますね。では、企画の内容を教えてください。」
「健康食の企画の内容は自分たちが決めたテーマに基づいて、メニュー、使用食材を決定し、作った料理を来てくださったお客様に提供するというものです。その際になぜこのメニューになったか、この食材にはどのような栄養素があるかなどを説明して、一人でも多くの方に理解して帰っていただくことを目標にしています。」
「企画のテーマは何ですか?」
「美肌・デトックス・脱メタボです。料理は沖縄料理を選択し、副タイトルを〜美ら飯〜にしました。」
「どうして沖縄料理になったのですか?」
「企画に一貫性をもたせたく、まず、和・洋・中の中から1つを選んで決定し、その結果和食になりました。その中で郷土料理のほうがいいのではないかということになり、様々な候補をあげていったところ沖縄の人は長寿ということもあり、それが沖縄料理に関係しているのではないかと思い沖縄料理に決定しました。そのなかからメニューを決定し、クファジューシー(炊き込みご飯)、ゴーヤーチャンプルー、島ダコイリチー(タコとにんにくの芽のみそ炒め)、ラフテー(豚の角煮)を作ることにしました」
「なるほど、よく考えられていますね。ところで、どのように栄養とか考えられているのですか?」
「たとえば、ゴーヤーチャンプルーのゴーヤーには熱によって分解されにくいビタミンCが含まれています。それは美肌に効果があります。その他の食材も同じように考えられていて、表にまとめてあります。」
「この企画をやるにあたって大変だったことは何ですか?」
「メニューを考えるのが大変でした。来てくださったお客さんになんでこのメニュー・テーマにしたかを伝わりやすくするというところに力をいれるとともに苦労しました。」
「では、企画をやっていて楽しいと思ったことは何ですか?」
「みんなで料理を作るということがとても楽しかったです。9月に2回の試食会を行ったのですが、そこでメニュー候補をいくつか作って考えたのですが、失敗もありました。でも、本当にみんなで作る楽しさというものを実感できました。」
「最後に、亥鼻祭についてどう考えていますか?」
「内部向けには部活を超えたつながりができるのが非常に大きいと思います。知り合いが増えたのがうれしかったです。外部の方でも健康食に興味を持っている方がたくさんいて、毎年きてくださるお客さんもいるので、そのようなひとと関わりが持てることはうれしいことだと思います。話はちょっと変わりますけど、レシピとかを聞いてくれるとうれしいですね。家でも簡単に作れるように、健康を重視しすぎての特別な食材は使わないようにしています。」
「そうですか。ありがとうございました。」